中年の星

都内在住の中年おやじの日々

【注意】レビュー記事作成などをする時の著作物引用

皆さん、こんちは。
おっさんです(・ω・)

好きな漫画の感想を書こうとしてた時にちょっと気になったので記事にしてみました。ブログはほとんどフリー素材("い〇すとや"とか)で作るつもりだったので気にしてなかったのですが、漫画とかアニメの感想を書く時に元ネタの画像を引用するのはセーフだったかなとふと気になったのでまとめてみました。

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目次

著作権について

著作権は漫画や音楽などの創作活動をした制作者が作品に対してもっている権利であり、作品の使われ方などを決定することができる権利。作者がフリーで使ってもいいし、営利目的に使われているのを見つけて直ちに停止してねって言ってもいいってことですね。

参考:著作権とは | 日本弁理士会

著作物の用途

よくある著作物の使い方についても整理してみました。参照、参考も同じように明記するのが好ましいので合わせて記載しておきます。

・参照:著作物と文章や表、グラフなど目に見える情報を照らし合わせてみる事。
・参考:著作物から考えられることから自分の考えなどを検討する事。
・引用:他人の創作物を自分の文章の中に引いて紹介する事。(引用の定義については後述)
・転載:他人の創作物を自分の創作物の中で用いるが明らかに関連性がないことや転載した創作物が主になってしまっている事。これは引用の定義があるので引用の定義にあてはまっていない場合は転載と考え一般的には作者の許可が必要である。

引用の定義

著作物を引用する場合は著作権法32 条で規定されている条件を満たす必要があります。

(1)他人の著作物を引用する必然性があること。
(2)括弧をつけるなど,自分の著作物と引用部分とが区別されていること。
(3)自分の著作物と引用する著作物との主従関係が明確であること(自分の著作物が主体)。
(4)出所の明示がなされていること。

出典:著作物が自由に使える場合 | 文化庁(2021年01月22日)

上から順に説明すると
1.引用の必要性があること。画像などを例に出した方が記事のイメージがしやすい場合ですね。
2.引用部分とそれ以外がわかりやすい形になっていること。引用部分をわかりやすく囲ったりするのが一般的です。
3.分量・内容的に自分が作成したコンテンツが主体になっている。要は引用資料を見るだけのコンテンツになってないかの確認です。
4.あたりまえですが引用元がきちんと明記されている必要があります。

引用方法

引用の明記方法は最低限、下記のように記載する必要があります。

・サイト引用
出典:Webページタイトル/サイト名称/アクセス日

・書籍引用
出典:著者名/署名/出版社/総ページ数/アクセス日

参考:Webサイトでの正しい引用の書き方と注意点|参考文献を活用しよう | EDiT.

SNS利用について

利用規約によるとツイッターフェイスブックYOUTUBEなどの埋め込みは、各サービス側のサーバデータを表示させているので問題はないです。ただ、転載元が違法だと巻き添えをくらってしまうので転載元のネタには気を付けてください。

参考:YOUTUBE利用規約
YouTube ウェブサイトの商用利用が禁止されるケースと許可されるケース - YouTube ヘルプ
参考:インスタグラム利用規約
利用規約 | Instagramヘルプセンター
参考:ツイッター利用規約
Twitterサービス利用規約

まとめ

・引用は必要最低限にとどめて引用元がメインコンテンツにならないように注意する。
・引用をするときには引用元を明記する必要がある。
SNSなどのサイト埋め込みについては違法性があるものでなければ転載は可能