【漫画感想】ジャンプ新連載「逃げ上手の若君」
皆さん、こんちは。
おっさんです(・ω・)
ジャンプで新連載きましたね。作者は「魔人探偵脳噛ネウロ」「暗殺教室」の松井優征で「暗殺教室」が終わってから久々の連載になります。暗殺教室よりもネウロ派でしたけど今度の連載はどうでしょうね。
※以下ネタバレ注意です。
目次
松井優征
1979年生まれで現在42歳。2005年に「魔人探偵脳噛ネウロ」でデビューのジャンプレジェンドです。好きな作家でしたので暗殺教室が終わってから長期連載がないみたいなので「バイバイジャンプ」してしまったのかと思って気になってましたが5年ぶりに新連載がきました！ネウロの時もそうだったのですが、犯罪トリックよりも個性的な犯人たちの納得感ある独特超理論などキャラが立ちまくりの登場人物たちは松井先生にしか出せない魅力でしたので、また松井先生の作品が読めるのは嬉しいです。
逃げ上手の若君
歴史の史実ベースの漫画は「花の慶次」や「アサギロ」、「バカボンド」くらいしか読んでないですが、史実ベースになっているので大きなイベントなどやメインキャラクターの出番はある程度決まってしまうので面白くするのが難しい印象。よっぽどの人生を歩んだキャラじゃないと話を膨らませるのが難しいですからね。だいたい信長か新選組になりますよね（笑）
今回のベースは北条時行たしかに歴史の教科書で習ったかもしれないが全然覚えてない。ってかやったっけ？時代設定的には鎌倉幕府の滅亡と中先代の乱、南朝帰順後あたり、しかもwikiを読むと最後は処刑されたとも生死不明とも記載があるので話の終わらせ方は自由にできそう。松井先生はネウロのインタビューの時に打ち切りに備えて話の終わらせ方をいくつか事前に持っていたみたいなので今回も大きな話のプロットはすでにできてそうな気がしますね。すでに中先代の乱、南北朝分裂くらいまでで大きなプロットは作り終わってそう。
歴史ものは文字や説明が多いから傾向としては、説明が多く読みにくくならないかなと思ったんですが松井先生の漫画は難しいことを簡単に説明するので読んでいてストレスになくすらすら読める。ストーリー構成もいいですが、こういった言い回しなどもうまいなと感心。変に多い書きみや、長いセリフを多用したりする漫画が多い昨今、少ないストレスなく読める漫画は貴重ですね。
いままでの作品はネウロや暗殺教室みたいな奇抜な設定と個性的なキャラクターに納得感あるストーリーメイキングのバランス感覚がすごいのと納得感のある言い回しで引き込まれるストーリー作りが魅力的でしたが、今回は史実ベースなので個性的なキャラはさておきどういった話の展開をしていくのか？さらに気になるのは、テーマが「逃げる」ってことみたいなので今までみたいな「成長」と違ってだいぶ狭まったテーマじゃないかなと想像されます。殺伐としたサバイバルものは想像できないしライトなサバイバル漫画ではそんなに持たないと思うのでどういった展開をしていくのか、今まで見たことない展開になるんじゃないかと松井先生流が気になる今後が楽しみです。
アンデットアンラック
最近、すごく面白いおススメ漫画。怒涛の展開が目白押しで週刊連載なのにこんなに設定出しまくったらもたないんじゃないのってくらいの勢いで話が展開されてくのでワクワクしてます。最初は、まあまあって感じでしたけど登場人物や設定が色々揃い始めてからの話の展開が面白い。どこまで考えて作っているのか気になりますがループものだったり、シュタゲよろしくα世界線を超えたり、普通だったらもっと前振りから展開伸ばしそうな設定ですがサクサク話が進むのと読んでいてあまり違和感もないので話のスピード感がはやくて面白い。
また、今週の話は今まで重要とされていたターニングポイントがなぜ重要だったかっていうのとそれを変えていく話。すごい速さで展開されてるから、コミックになったら読み直して感想を書こうと思います。
おまけ
それと今回は2作とも過去に関しての感想でしたね。現実では過去は変えられないですけど、この先、将来の自分の行動次第で過去の持っている意味は変えられるんじゃないかって私は思っています。今までは何もいい事がなくても、いっそ開き直って自分の好きな事に全振りしてみたり、やったことない事をやってみたりその結果で何か人生にとってプラスになるようなことがあれば、今までの過去があり、そのうえで未来を変えたってことでもう過ぎてしまった過去の意味を変えられるのではないかと。
なので、今までいい事がなかったら、これからの行動を変えてあの時の自分があったから今こうなれたって思えるような自分になることを目指していけばいいのではないかなと思ってます。なにより、人間は追い詰められないと本気出さないですからね。
まとめ
・逃げ上手の若君の２話目が楽しみ。
・アンラックアンデットが盛り上がってきておススメ。
